マリエルラ・デヴィーア ソプラノ・リサイタル

   BSプレミアム クラシック倶楽部 2012年5月15日



  マリエルラ・デヴィーア ソプラノ・リサイタル


 1.「老いのいたずら第3卷」から シルヴァン  (ロッシーニ作曲)

 2.歌劇「コリントの包囲」から 祈り      (ロッシーニ作曲)

 3.「6つのアリエッタ」から          (ベルリーニ作曲)
      もし私ができなくても

 4.「6つのアリエッタ」から          (ベルリーニ作曲)
      喜ばせてあげてください

 5.歌劇「ロミオとジュリエット」から      (ベルリーニ作曲)
      おお、いくたびか

 6.歌劇「海賊」から 無邪気なほほえみで    (ベルリーニ作曲)

 7.「6つのロマンス」から 悲しみに沈んで   (ヴェルディ作曲)

 8.歌劇「第一次十字軍のロンバルド人」から   (ヴェルディ作曲)
     夢ではなかった

 9.歌劇「ノルマ」から 清らかな女神よ     (ベルリーニ作曲)

 10.歌劇「トゥーランドット」から        (プッチーニ作曲)
     氷のような姫君の心も


       ソプラノ:マリエルラ・デヴィーア
       ピアノ :   ロゼッタ・クッキ


  [収録:2009年4月16日,東京オペラシティコンサートホール]

 イタリアを代表するソプラノ歌手の一人というマリエルラ・デヴィーアを聴きました。
 小生初めて聴いたものですから、以前はどうかと思いNHKアーカイブスを調べましたら、保存番組として1994年10月30日に教育放送で放送されていました。
 「オペラ・アリアの夕べ」という番組で小林研一郎指揮の新星日本交響楽団演奏というのが見つかりました。
 今回の演奏について、マリエルラ・デヴィーアは前に譜面台をおいての演奏でしたので、この人は相当数多くの曲目をこなしている感じがしました。それにしても大した貫禄で歌い上げていましたね。一流のオペラ歌手らしく顔の表情にもそのドラマチックな表現がものを言っているというところです。初めの2曲はロッシーニでしたが、彼は生涯に39のオペラを作曲したイタリア・オペラの作曲家のなかでも人気の高い作曲家のものを先ず事始めに歌い始めるところもうまい演出でした。なかでも、今回はベルリーニの作品も5曲もあり随分楽しむことが出来ました。このベルリーニはロッシーニやドニゼッティと共にイタリアオペラ界を代表する作曲家です。同時代のショパン、ベルリオーズ、ワーグナーらが賞賛した天才です。やはり、イタリアオペラはこのベルリーニなしでは始まりません。この短い時間ではほんのさわりだけという感じでしたが、通したオペラをじっくりと聴きたいものです。
      
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徳永二男 山崎伸子 清水和音 トリオコンサート

   BSプレミアム クラシック倶楽部 2012年5月14日



  徳永二男 山崎伸子 清水和音 トリオコンサート


 1.シャコンヌ                  (作曲者不詳/
                         シャルリエ編曲)

 2.ピアノ三重奏曲ロ長調作品8         (ブラームス作曲)

 3.ピアノ三重奏曲第1番二短調作品49から (メンデルスゾーン作曲)
     第2楽章

           バイオリン:徳永二男(1〜3曲目)
           チェロ  :山崎伸子 (2,3曲目)
           ピアノ  :清水和音(1〜3曲目)


       [収録:2009年10月15日,浜離宮朝日ホール]

  徳永二男
 1946年生れ。出身は横須賀市で父親がバイオリニストの徳永茂。父親の英才教育を受け、鷲見三郎にも師事。1958年、小学校6年の時、第12回全日本学生音楽コンクール全国大会で第1位を受賞。桐朋学園大学音楽科に進み、斎藤秀雄に師事。1965年、第34回日本音楽コンクールで第3位を受賞。
 1966年、当時日本楽壇史上最年少のコンサートマスターとして東京交響楽団に入団。1968年、文化庁在外派遣研修生としてベルリンへ留学、ミシェル・シュヴァルベに師事。1971年、チャイコフスキー国際コンクールに出場し、ディプロマ賞を受賞。
 1976年、N響のコンサートマスターに就任。その後、首席コンサートマスターを経て、ソロコンサートマスターに就任。当時兄の徳永兼一郎も同じ団員であり、1994年に退団する。
 当時には、CDレーベルの<ハーモニーCDクラシックス>にて、「徳永二男ゴールドコンサートI、II」やN響室内合奏団によるヴィヴァルディ「四季」などのクラシックの録音を残している。同時にコンサートマスターとしてN響版「交響組曲ドラゴンクエスト」の録音にも参加。青少年のクラシック入門に貢献する。
 近年では、宮崎国際音楽祭の総合プロデューサー、JTアートホール室内楽シリーズの音楽監督を務めている。現在は国立音楽大学教授、桐朋学園大学特任教授、洗足学園大学客演教授である。
 
  山崎伸子
 桐朋学園大学音楽学部卒業。斎藤秀雄、レイヌ・フラショー、堤剛、安田謙一郎、藤原真理等に師事。第1回民音室内楽コンクール第1位、第44回日本音楽コンクール・チェロ部門第1位受賞。大学卒業後、文化庁海外派遣研究員として、2年間ジュネーヴでピエール・フルニエに師事。帰国後は日本国内の主要オーケストラとの協演、リサイタル、室内楽のほか、サントリーホール・オープニングシリーズでのイギリス室内管弦楽団との協演をはじめ、スイス・ロマンド管弦楽団や、バンベルク交響楽団日本ツアーのソリストに選ばれるなど、活躍を続けている。また、カザルスホール主催のチェロ連続リサイタルでも卓越した音楽性が高く評価されている。1987年、村松賞、グローバル音楽賞第1回奨励賞受賞。日本を代表する最も音楽性豊かなアーティストとして、期待を集めている。
 現在、東京芸術大学助教授を務めている。

  清水和音
 1960年生れ。桐朋学園高校音楽科卒業後1980年にジュネーヴ音楽院に留学。1981年のロン=ティボー国際コンクールピアノ部門で優勝。
 繊細な表現と透明な音色、音の美しさにおいては定評があり、もっぱら楽曲解釈は特徴的といわれている。ドビュッシー以降の近現代の音楽はほとんど録音しておらず、バロック音楽から国民学派までの世代の作曲家を得意としているが、演奏会においては近現代派も演奏しているようである。なかでもベートーベンとショパンには関心の度合いが高いようである。ベートーベンのハンマークラヴィーアの演奏は「最上の音色によるベートーベン」と各誌で称賛されている。
 デビュー時よりショパン演奏はライフワークのようにしており、現在もショパンを中心とした選曲で、精力的にCDリリースを行っている。特にレーベルの意向は「完全な全集」であることを強調しているようである。
 彼の音楽評にも相当な個性が表れていて、その批評にも賛否両論があるのが面白い。彼は「ラフマニノフのピアノ協奏曲でも2番には興味は無く、3番を弾くためにピアニストになった」というところなど大いに関心を集めるところである。
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仙台フィルハーモニー管弦楽団演奏会

  特選オーケストラ・ライブ 2012年5月13日



  特選オーケストラ・ライブ 仙台フィルハーモニー管弦楽団演奏会


 交響曲 第3番 へ長調 作品90         ブラームス作曲

 オーボエ協奏曲 二長調      リヒヤルト・シュトラウス作曲

 交響詩 「死と変容」作品24    リヒヤルト・シュトラウス作曲

             管弦楽:仙台フィルハーモニー管弦楽団
             指揮:  山下一史
             オーボエ:西沢澄博

  [収録:2021年2月17日/仙台市青年文化センター]


  山下一史
 1961年廣島市生まれの日本の指揮者。1977年桐朋学園高校音楽科に入学。チェロを井上頼豊に、指揮を尾高忠明、小澤征爾、秋山和慶、森正、それぞれ師事。
 1982年開催の「第17回民音指揮者コンクール」で奨励賞を受賞。1984年桐朋学園大学卒業、その後バルリン芸術大学に留学。1985年からヘルベルト・フォン・カラヤンのアシスタントを務める。1986年開催のニコライ・マルコ国際指揮者コンクール(デンマーク)で優勝。この年に開かれたベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の公演で、急病のカラヤンの代役としてジーンズ姿のままベートーベン「第九」を指揮、脚光を浴びる。
 2001年7月29日、第2回の1000人のチェロ・コンサートの指揮を担当した。
 主な経歴では
 NHK交響楽団(副指揮者:1988年〜1995年)
 オーケストラ・アンサンブル金沢(プリンシパル・ゲスト・コンダクター:1991年〜1993年)
 ヘルシンボリ交響楽団(首席客演指揮者:1993年〜1998年)
 九州交響楽団(常任指揮者:1996年〜1999年)
 ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団(常任指揮者:2002年〜2007年、名誉指揮者:2008年、)
 仙台フィルハーモニー管弦楽団(指揮者:2006年〜2008年、正指揮者:2009年、)
 
 国内外のオーケストラの他、東京佼成ウィンドオーケストラなどプロ吹奏楽団などにも客演しており、またこれらの楽団とのCDレコーディングも行っている。 
 2006年からは一般公募型大規模「第九」イヴェントの一つ「第九ひろしま」(管弦楽:廣島交響楽団)に指揮者として毎年参加してきている。

  西沢澄博
 1979年青森県弘前市出身のオーボエ奏者。中学校の吹奏楽部でオーボエを始める。1998年、東京音楽大学へ入学。2000年、京都国際音楽学生フェスティバルに参加。室内楽とオーケストラの公演に参加した。2002年東京文化会館新進音楽家デビューオーディションに合格(ソロ・室内楽の2部門)。東京文化会館大ホールで行われた合格者によるガラ・コンサートに出演。
 2002年東京音楽大学卒業。卒業直前に受けたオーディションに合格し卒業と同時に仙台フィルハーモニー管弦楽団に入団。同年、小澤征爾とチェロのロストロポーヴィッチが行った「キャラバン2002」のメンバーに選ばれ東北各地で演奏を行った。
 これまでにオーボエを宮本文昭、安原理喜等に師事。また、アフィニス夏の音楽祭においてV.シュトルツェンベルガー、K.クリユス等の指導を受ける。
 現在、仙台フィルハーモニー管弦楽団オーボエ奏者。また、仙台ジュニアオーケストラ講師も務める。
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国立モスクワ合唱団演奏会

  BSプレミアム クラシック倶楽部 2012年2月16日 



  国立モスクワ合唱団演奏会


 1.ヴォルガの舟ひき歌               (ロシア民謡/
                          ノヴィコフ編曲)
 2.カチューシャ              (イサコフスキー作詞/
                         ブランテル作曲/
                        アナーシキン編曲)
 3.黒い瞳                    (ロシア民謡/  
                        アナーシキン編曲) 
 4.聖ヨハネス・クリソストムスの典礼作品31から(ラフマニノフ作曲)


          合唱:   国立モスクワ合唱団
          指揮:ウラディーミル・ミーニン


               ー訳詩ー
             鈴木功 (1,2曲目)
             伊藤恵子 (4曲目)


   [収録:2009年6月2日,東京オペラシティコンサートホール]


  国立モスクワ合唱団
 1972年、ウラディーミル・ミーニンにより創設。
国立モスクワ合唱団は現在まで世界各国で公演。最近の公演では、ブレゲンツ・オペラ・フェスティバルへの出演とイタリア公演がある。特に注目されたのは、2009年、トリノで行われたイタリア放送交響楽団との共演によるタネーエフ「ダマスカスのヨハネ」とラフマニノフ「春」の演奏である。
 また、プレトニョフ指揮ロシア・ナショナル管、フェドセーエフ指揮モスクワ放送饗、スピヴァコフ指揮モスクワ・ヴィルトゥオーゾ室内管など、ロシアを代表するオーケストラと度々共演。ロシア・ナショナル管との共演では、ビゼーのオペラ「カルメン」や西欧宗教音楽の名曲を数多く演奏。特にモスクワ音楽院大ホールでのハイドン「よき四季斎日のミサ」とベートーベンのオラトリオ「オリーブ山のキリスト」は歴史的名演。
 
  ウラディミール・ミーニン
 1929年レニングラード生まれ。モスクワ合唱学校を卒業後、1950年より1955年まで、モスクワ音楽院合唱指揮科及び同音楽院大学院でV.ソコローフ及びA.スヴェーシニコフ両教授に師事。ミーニンは在学中、1949年からソ連邦国立合唱団で指揮活動を行う。その後、ポーランド北方方面軍歌と踊りのアンサンブル、モルドヴァ共和国功労合唱団「ドイナ」、グリンカ記念レニングラード国立アカデミー合唱団、ノヴォシビルスク国立音楽院、グネーシン記念国立音楽教育大学、1972年より自ら創設した国立モスクワ合唱団などで卓越した指揮者としてロシア合唱音楽の莫大な遺産の再生、創造、そして拡充のため献身的に音楽活動を行っている。

 今回の演奏では最初の3曲は日本人にとっては広く馴染みの深いものばかりでした。
 改めて本場の演奏を久しぶりに聴く事ができ、理屈なしにロシア民謡の素晴らしさを感じとる事ができました。

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バーンスタイン・オン・ブロードウェイ

   BSプレミアム クラシック倶楽部 2012年5月11日



  バーンスタイン・オン・ブロードウェイ


 ”キャンディード”から   レナード・バーンスタイン作曲
                 チャーリー・ハーモン編曲

 ”ウエスト・サイド・ストーリー”から
                 シンフォニック・ダンス
              レナード・バーンスタイン作曲
                   ジョン・マスト編曲

           演奏:瀬尾久仁&加藤真一郎ピアノデュオ
 
 〜収録:2010年9月12日,NHKスタジオ〜

 1989年、瀬尾久仁と加藤真一郎がピアノデュオを結成。
 2005年、ドイツ留学。ロストック音楽大学大学院ピアノデュオ科、ミュンヘン音楽大学マイスター課程ピアノデュオ科を修了。2008年、ピアノデュオとして初めて文化庁新進芸術家海外留学制度研修員に選ばれ、アアルフォンス・コンタルスキーの下で一年間集中的に研鑽を積む。
 2005年、マレイ・ドラノフ国際2台ピアノコンクールで第1位を受賞。日本人デュオ初の快挙を果たす.これまでに国際ピアノデュオコンクール第1位およびショパン賞受賞のほか、日本・海外の主要コンクールで優れた成績を収める。
 2010年には国際交流基金の助成を受け、アメリカ・カリフォルニアにて邦人作品の紹介とピアノデュオ・マスタークラスを、また桐朋学園大学特別招聘講師としてピアノデュオ講座を行なう。ピアノデュオの芸術性を再認識させる演奏は各方面より高く評されており、また邦人作曲家への委嘱を積極的に行なう事でピアノデュオの新たな可能性を探究している。
 これまでに野本由起夫、藤井一興、ハンス=ペーター&フォルカー・ステンツル、ヤアラ・タール&アンドレアス・グロートホイゼン、アルフォンス・コンタルスキー等に師事。

  瀬尾久仁
 北九州市出身。4歳よりピアノを始める。桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部演奏学科ピアノ専攻卒業。同大学研究科修了。日本ピアノ教育連盟主催ピアノオーディション入選者演奏会、読売中部新人演奏会等に出演。これまでに、ピアノを中野洋子、市毛寛子、古郷満喜子、室内楽を斉木隆、安良岡章夫等に師事。

  加藤真一郎
 東京都出身。桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学音楽学部作曲専攻卒業。同大学研究科修了。大学卒業作品<オーケストラのためのキュクロシス>は2003年芥川作曲賞候補となり、新日本フィルハーモニー交響楽団により再演された。これまでに、作曲を安良岡章夫、ピアノを雨田のぶ子、永久保由香里等に師事。国立音楽大学、桐朋女子高等学校音楽科非常勤講師。
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関定子 ソプラノ・リサイタル

   BSプレミアム クラシック倶楽部 2012年5月10日 



  関定子 ソプラノ・リサイタル


 1.この道                     (北原白秋作詞/
                           山田耕筰作曲)

 2.待ちぼうけ                   (北原白秋作詞/
                           山田耕筰作曲)

 3.からたちの花                  (北原白秋作詞/
                           山田耕筰作曲)

 4.宵待草                     (竹久夢二作詞/ 
                            多忠亮作曲)

 5.浜辺の歌                     (林古溪作詞/
                           成田為三作曲)

 6.箱根八里は                     (日本民謡)

 7.佐渡おけさ                     (日本民謡)

 8.おてもやん                     (日本民謡)

 9.舞                      (深尾須磨子作詞/
                           橋本国彦作曲)

 10.歌劇「マクベス」から             (ヴェルディ作曲)
     「早く来て、あかりをつけておくれ」

 11.歌劇「運命の力」から             (ヴェルディ作曲)
     「神よ、平和を与えたまえ」

 12.愛燦燦                   (小椋佳作詞・作曲)

 13.夜明けのうた                  (岩谷時子作詞/
                           いずみたく作曲)

          ソプラノ: 関定子
          ピアノ :松崎充代

      [収録:2009年6月11日,白寿ホール]

  関定子
 北海道教育大学、愛知県立芸大を経てミラノ市立音楽学校に学ぶ。留学中、1977年の1年間で6つのヨーロッパの主要コンクールに優勝や入賞を果たす。
 1991年10月のリサイタルで<日本民謡にルーツを求めて>を演じ、文化庁芸術祭賞を受賞。1994年4月カーネギーホールでリサイタルでは、満場を総立ちにさせ、山田耕筰作品と民謡編曲物を歌って東西に通じる実力を証明。
 1993年と1994年でリリースされたCD「山田耕筰歌曲集」では、一人で100曲を収録したりして、1994年度レコード・アカデミー賞(日本人演奏部門)を獲得、同年10月のリサイタル<藤井清水を歌う>では2度目の文化庁芸術祭賞を受賞、日本歌曲を歌っての高い地位を確立する。
 オペラのレパートリーも幅広く、1995年3月、東京フィルハーモニーをバックに<オール・ヴェルディ>でリサイタルを開き、ヴルディ歌いとしての実力を示す。F.コッソットやN.マルチヌッチとも共演し、好評を得る。その他ポピュラーや「なつメロ」も器用にこなす歌い手でもよく知られている。「額田女王」「春琴抄」「イル・トラヴァトーレ」「アラベッラ」等、オペラでの活躍も大好評である。
 
 ドラマティック・コロラトゥーラの素晴らしい歌声を聴かせてもらいました。
 彼女の演奏振りは高度なテクニックだけではなく、舞台上のすべての演出がまた素晴らしいですね。身振り手振りにも歌い手の気持ちがきちんと込められていて、体中で歌の表現を演じる様はとても魅力的な歌手である事を見せつけています。次の演奏会が待たれます。                           
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エマーソン弦楽四重奏団コンサート

   BSプレミアム クラシック倶楽部 2012年5月9日



  エマーソン弦楽四重奏団コンサート


 弦楽四重奏曲 第2番 ”ないしょの手紙”から
             第1楽章、第2楽章  ヤナーチェク作曲

 弦楽四重奏曲 第13番 ト長調 作品106
                        ドボルザーク作曲

                  演奏:エマーソン弦楽四重奏団

  〜2010年6月9日,東京・王子ホールで録画〜

  エマーソン弦楽四重奏団
 エマーソン弦楽四重奏団は1976年に結成されたアメリカ合衆国を代表する弦楽四重奏団。
 今回の演奏はチェコを代表する2人の作曲家の作品熱演。
 このグループは、アメリカが建国200年を祝った記念すべき年である1976年に、フィリップ・セッツアーとユージン・ドラッガーというジュリアード音楽院に学ぶ2人のバイオリニストが、同級生の他2人と一緒に結成して弦楽四重奏団である。この演奏団体の名称は、アメリカの偉大な哲学者であるラルフ・ウオールド・エマーソンの名前に由来するもの。
 セッツアーとドラッカーは、共にオスカー・シュムスキーに師事したバイオリニストであり、ロバート・マンらに師事している。一方、結成当時のバイオリニストとチェリストは、間もなく退団する事となり、この演奏団体がちょうどプロとしての本格的な活動を開始した時期に、バイオリニストのローレンス・ダットンが加入し、続いて1979年にチェリストのデイヴィット・フィンケルが加入したのである。この弦楽四重奏団の最も注目すべき特徴は、第1バイオリンと第2バイオリンのメンバーを固定しまわずに、二人のバイオリニストが時と場合によってそれぞれのポジションを交代して分担する、という独自の方法を採用している点にある。そして、こうした民主的な対処は、同時に二人のバイオリニストの力量の高さの証明でもあり、それは、この弦楽四重奏団の一つの証拠といえるものかもしれない。
 創設以来ニューヨーク州を拠点として活動を続ける。ドイツ・グラマフォン・レーベルと専属契約を結び、これまで20枚以上のアルバムのうち6枚がグラミー賞をを受賞している。
 幾分力強さに欠けるきらいがあるともいわれているが、陰影に富んだ表現と軽やかなリズム感を特徴とし、ドビュッシーやラベル、アイヴズ、バルトーク、ショスタコーヴィチ、バーバーなどの近現代作品を得意とするが、ベートーベン後期作品の解釈にも定評がある。
 1980年にワシントンD.Cスミソニアン・インスチチュートのイジデント・クァルテットになった彼らは、その2年後にはニューヨークのリンカーン・センター室内楽協会の第1レジデント・クァルテットにも迎えられ、それ以後は、ハートフォード大学のハート音楽学校で教授活動と演奏活動を行なうレジデントになり、1983年にはアスペン音楽祭のレジデント・クァルテットとしても活動するようになった。1985年に初めてヨーロッパに演奏旅行を行なってセンセイショナルな成功を収めた彼らは、間もなく現代を代表する弦楽四重奏団の一つとして数えられるようになったのである。
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ガポール・タルケヴィ トランペット・リサイタル

   BSプレミアム クラシック倶楽部 2012年5月8日



  ガボール・タルケヴィ トランペット・リサイタル


 オーボエ協奏曲 変ロ長調 作品7番3   アルビノーニ作曲

 トランペット協奏曲 変ホ長調 Hob.7-1    ハイドン作曲

 トランペット協奏曲 変イ長調      アルチュニアン作曲

 プリンク・プレンク・プランク        アンダソン作曲

 パラブル 第14番 作品127     パーシケッティ作曲

 へイレ・カティ 作品32            フバイ作曲

 藍の悲しみ                クライスラー作曲


             トランペット:ガボール・タルケヴィ
               (第1曲〜第3曲,第5曲〜第7曲)
                     ピアノ:白石光隆
               (第1曲〜第4曲,第6曲,第7曲)


  [収録:2010年5月20日,東京・浜離宮朝日ホール]


  ガボール・タルケヴィ
 1969年ハンガリーのエステルゴム生まれ。代々の音楽一家に生まれ、ピアノとクラリネットを習ううちに、トランペットに魅せられ、父親のイシュトヴァーン・タルコヴィに手ほどきを受ける。早くからオーケストラ奏者を目指すほどトランペットに打ち込むようになる。
 ジェール音楽学校、フランツ・リスト音楽学校に学び、続いてフランス・リスト音楽院を卒業。ジェルジ・ガイガー、ハンス・ガンシュ、ジェルジ・クルターグなどに師事し、大きな影響を受ける。
 ベルリン交響楽団ソロ奏者、ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団首席奏者、バイエルン放送交響楽団ソロ奏者を経て、2005年よりベルリン・フィル首席奏者を務めている。オーケストラでの活動に加え、プロ・ブラス、オーストリア・ブラス・コネクションなどのアンサンブルのメンバーとしても活躍している。
 ソリストとしてもヨーロッパ各地、アメリカなどで多く出演しており、ベルリン・フィル、ミュンヘン・バッハ管弦楽団、バイエルン放送響室内管、中国フィル、バッハ・コレギウム・ミュンヘンなどと共演。ヨーロッパ、アジアなど世界各地でマスタークラスを開催し、2005年以降ベルリン・カラヤン・オーケストラ・アカデミーでも教鞭をとっている。
                     
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庄司紗矢香 バイオリン・リサイタル

  BSプレミアム  クラシック倶楽部 2012年5月7日



  庄司紗矢香 バイオリン・リサイタル


 バイオリン・ソナタ 第2番 イ長調 作品12 第2
                      ベートーベン作曲
 
 バイオリン・ソナタ 第5番 へ長調 作品24”春”
                      ベートーベン作曲

 バイオリン・ソナタ 第8番 ト長調 作品30 第3から
                 第2楽章 ベートーベン作曲

                   バイオリン:庄司紗矢香
               ピアノ:ジャンルカ・カシオーリ

   〜2010年11月8日,東京・サントリーホールで収録〜

  庄司紗矢香
 1983年生まれ、東京都国分寺市出身のバイオリニストであるが、画家である母の留学に伴い、3歳からシエーナに移り、2年間を送る。最初はピアノを習っていたが、キジアーナ音楽院のコンサートでバイオリン演奏を見たことがきっかけとなり、5歳からバイオリンを始めた。帰国後、国分寺市内の小学校に進み、1994年、6年生のときに第48回全日本学生音楽コンクール東京大会、全国大会で第1位を獲得した。
 1995年、キジアーナ音楽院において、バイオリンをウート・ウーギ、室内楽をリッカルド・ブレンゴーラに学び、1997年にはイスラエルより奨学金を得てシュロモ・ミンツに学んだ。同年、14歳でリピンスキ・ヴィ二ヤフスキ・コンクール・ジュニア部門で日本人として初めて優勝し、ルツエルン音楽院にルドルフ.バウムガルトナー指揮ルツエルン祝祭管弦楽団のソリストとして出演した。また、リピンスキ・ヴィ二ヤフスキ・コンクールで審査員を務めていたザハール・ブロンに師事する。また、同年、ルツエルン祝祭管弦楽団とヨーロッパ演奏旅行を行い、ウィーン・ヌジークフェラインザールでウィーン・デビューを果たした。1999年、第46回パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクール史上最年少、かつ日本人として初めて優勝した。2004年、ケルン音楽大学を卒業し、翌年パリに移る。
 近年の活動においては、2000年、ズービン・メータにその才能を認められ各地でオーケストラと協演、ドイツ・グラマフォンと専属契約を結んでいる。以来、世界の楽団とヨーロッパを中心に、日本、アメリカ、南米、ロシア、イスラエルで定期的に活動している。
 彼女の音楽の視覚的表現については、2009年、クラシック音楽からインスピレーションを得た絵画と映像作品の個展”Synesthesia"を開催。庄司紗矢香はバイオリン演奏が「第一のインタープレテーション」とするなら、視覚的表現は、「第二のインタープレテーション」であると語っている。

  ジャンルカ・カシオーリ
 ジャンルカ・カシオーリは1979生まれのイタリア出身のピアニストであり、また指揮者、作曲家としても活躍している。
 イタリアのトリノで生まれて、8歳から正式にピアノを習い始め、1991年にイモラのピアニスト・アカデミーでフランコ・スカラにピアノを、またピアノの音楽史をピエロ・ラッタリーノに師事。同時にジュセッぺ・ヴェルディ音楽院では作曲と電子音楽を学ぶ。
 1992年、ミラノのディノ・チアー二国際ピアノ・コンクールの ジュニア部門で第1位に入賞。1994年にはマウリツィオ・ポリーニやルチアーノ・ベリオ、ブルーノ・カニーノ、エリオット・カーターらが審査員を務める第1回ウンベルト・ミケーリ国際ピアノ・コンクールで優勝し、国際的な注目を集める。その後、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団などヨーロッパの主要なオーケストラから出演依頼が殺到し、クラウディオ・アバド、リッカルド・ムーティ、ネヴィル・マリナー、ロリン・マゼール、ズービン・メータ、ヴァレリー・ギルギエフ、ユーリ・テミルカーノフらの著佞な指揮者らと共演を果たす。
 また指揮者、作曲家としての活動も行っている。ドイツ・グラモフォン、デッカ・レコードに所属しており、いくつかの作品をリリースしている。
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エッシェンバッハ指揮 ウィーンフィルハーモニー

  BSプレミアム 特選オーケストラ・ライブ 2012年5月6日
 


  エッシェンバッハ指揮ウィーンフィルハーモニー


 ピアノ協奏曲 第1番 変ホ長調       リスト作曲

 交響曲 第2番 ハ長調 作品61    シューマン作曲

 皇帝円舞曲 作品437    ヨハン・シュトラウス作曲
 
              
         管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
                     ピアノ:ラン・ラン
             指揮:クリストフ・エッシェンバッハ
 

   [2011年10月13日/東京・サントリーホールで収録]
  
  ラン・ラン
 1982年生まれ。中国遼寧省瀋陽出身のピアニスト。
 5歳で瀋陽ピアノ・コンクールに優勝。北京の中央音学院に9歳で入学し、12歳で、ドイツで開かれた第4回エトリンゲン青少年ピアノ・コンクールで最優秀賞および技能賞を獲得。
 1995年、13歳のときに北京でショパンの練習曲の全曲演奏を行う。同年、仙台市で開催された第2回若い音楽家のためのチャイコフスキー国際コンクールに出場してショパンのピアノ協奏曲 第2番を演奏した。彼の伝記にによれば第2番だが、CDのライナーノーツにある彼のインタビューによれば第1番を演奏したとのことである。そして見事優勝し、その模様は当時NHKよりテレビ放映された。同コンクールの2位には、後にモスクワのチャイコフスキー国際コンクールで優勝した上原彩子であった。14歳になると、江沢民国家主席も列席した、中国国立交響楽団の処女演奏会に出席。翌1997年に渡米し、ファラデルフィアのカーティス音楽院でゲイリー・グラフマンに師事した。このことから、ヨゼフ・ホフマンとホロビッツの孫弟子にあたることになる。
 2002年夏に、シュレスヴィッヒ=ホルシュタイン音楽祭におけるレナード・バーンスタイン賞の最初の受賞者となった。2004年に、サイモン・ラトルの指揮するベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と共演し、この演奏風景は国際的にテレビ放映された。
 得意なレパートリーは、チャイコフスキーやショパンのほかに、ラフマニノフがあり、生演奏ではアンコールに中国民謡を好んで弾いているとのこと。
 近年は、ダニエル・バレンボイムに本格的に師事していて、アルトゥール・ルービンシュタインがバレンボイムに伝授したルバート奏法などを教わっている。
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