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世の終わりのための四重奏曲〜生誕100年記念・軽井沢のメシアン〜

 ハイビジョン クラシック倶楽部 2008年9月23日 Bモード・ステレオ 
  世の終わりのための四重奏曲 〜生誕100年記念・軽井沢のメシアン〜
 世の終わりのための四重奏曲から        (メシアン作曲)
  1. 水晶の礼拝
  2. 世の終わりを告げる天使のためのヴォカリーズ
  3. 鳥たちの深淵
  4. 間奏曲
  5. イエスの永遠性への賛歌 
  7. 世の終わりを告げる天使のための虹の錯乱
  8. イエスの不滅性への賛歌
    バイオリン  :       堀米ゆず子
    ピアノ    :        野平一郎
    クラリネット :チャールズ・ナイディック
    チェロ    :       工藤すみれ
 [収録: 2008年8月18日, 長野県軽井沢町聖パウロカトリック教会]
 堀米ゆず子  4歳よりピアノを始め、5歳よりバイオリンを久保田良作のもとで始める。1975年より江藤俊哉に師事。1980年桐朋学園大学音楽科を卒業。1980年、ベルギー・ブリュッセルにおけるエリザベート王妃国際音楽コンクールで、日本人として初めて優勝。
 野平一郎  1953年、東京生まれ。作曲家、コンサート・ピアニスト。東京芸術大学、同大学院修士課程を経て、1978年、フランス政府給費留学生としてパリ国立高等楽学院に学ぶ。この間作曲を間宮芳生、永富正之、ベッツイー・ジョラス、セルジュ・ニッグ、ピアノとピアノ伴奏法を村井貞子、堀江孝子、高良芳枝、アンリエット・ピュイグ=ロジェ、ジャン・ケルネルの各氏に師事。
 チャールズ・ナイディック  1953年生まれ。アメリカのクラリネット奏者、作曲家。ジュリアード音楽院の講師。イエール大学では人類学を専攻。ロマン派時代の楽曲や自身が作曲した作品、アメリカ人作曲家の作品、バイオリン曲をクラリネット用に編曲したレパートリーを多く扱う。また、クラリネットの原型となる古楽器の演奏も行い、ブラームスの時代に存在したクラリネットを使用してブラームスのソナタを演奏することもある。
 工藤すみれ  東京生まれ。4歳より父に、6歳より井上頼豊にチェロを学ぶ。以後、チェロを毛利伯郎、デイヴィッド・フィンケル、室内楽を原田幸一郎に師事。桐朋学園子供のための音楽教室、桐朋女史高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマ・コースに在学。2000年9月よりジュリアード音楽院に留学し、ハーヴィー・シャピーロに師事。2001年より、アヴァロン弦楽四重奏団のチェロ奏者として、アメリカをベースに室内楽でも活躍。1992年札幌ジュニア・チェロ・コンクール優秀賞、同年日本音楽コンクール第2位。1997年大垣音楽祭で最優秀新人賞受賞。2000年カザルスホールにて初の自主リサイタルを行い高い評価を受ける。

 メシアン1908年12月10日〜1992年4月27日は20世紀のフランスおよび世界を代表する作曲家。アヴィニヨンに生まれ、クリシーの病院で死去。オルガン奏者、ピアニストとしても長年演奏活動を続け、録音も数多く残す。この曲は1940年に作曲したもので、第二次世界大戦でドイツ軍の捕虜となり、ゲルリッツに収容されていた時に作曲したもので、ヨハネの黙示録10章に基ずくものとされる。
 初演は1941年1月15日、8A収容所にて、ジャン・ル・ブーレール(バイオリン)、アンリっっz/アコカ(クラリネット)、エティエンヌ・パスキエ(チェロ)オリヴィエ・メシアン(ピアノ)による。メシアンは後にこのことを「私の作品がこれほどの集中と理解をもって聞かれたことはなかった」と語っているが、2008年は生誕100年にあたり、このドイツのゲルリッツの収容所でこの曲の再演が行われた。
 またメシアンは親日家でもあり、クロード・サミュエルとの対談の中で、日本についての個人的愛情を公言している。文化や自然、景色や人柄、また和食についても言及しし、日本が好きであることに触れている。この会場である軽井沢にも来て自然や、鳥の鳴き声なども観察し、後にそれを音楽作品に仕上げているのである。また彼は鳥類学者でもあり、世界中の鳥の声を採譜した貴重な偉業を成し遂げているのである。色彩についても深く研究を重ねており、音を聴くと色彩や模様などを連想するという共感覚の持ち主であり、その詳細な記述に人々は驚かされるのである。またメシアンはパリのサント・トリニチ教会のオルガニストでもあり、彼の即興演奏は世界中に評判となり、その即興演奏を聴こうと多数の人々が集まり60年以上も務めることになったそうである。
posted by: amashow | - | 08:03 | comments(0) | trackbacks(0) | |
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