ハイビジョン クラシック倶楽部 2009年6月18日 Bモード・ステレオ
トリトン・トロンボーン四重奏団演奏会
1.4本のトロンボーンのためのソナタニ短調 (シュペア作曲)
2.四世のためのパドゥアーナ (シャイト作曲)
3.4本のトロンボーンのためのア・ラ・バッターリア (イザーク作曲)
4.「テルプシコーレ」から 4つのフランス舞曲 (プレトリウス作曲/
クラント・サラバンド ヘルマン・ボイマー編曲)
ブランル・ドゥーブル
クラント
カナリア
5.フーガの技法BWV1080から (バッハ作曲/
コントラプンクトゥス1 グレン・スミス編曲)
6.2つのスェーデンn調べ (アンレーセン作曲)
1.告別 風もなく誰がこぎ出せようか
2.そしてすぐに花しくときが
3.エッベルブーの行進の調べ
トリトン・トロンボーン四重奏団
オラフ・オット
ウルリヒ・ヂークマン
マティアス・イムカンプ
ヘルマー・ボイマー
[収録:2006年7月23日,三鷹市芸術文化センター 風のホール]
2008年6月10日放送の再放送。 翌6月11日の当サイトで演奏者の紹介と評を記述。
トリトン・トロンボーン四重奏団は、1982年に教会で知り合った4人のメンバーがビューレフェルト・トロンボーン四重奏団の名前で結成。1986年ハンガリーのバラチで開かれた第3回国際金管室内楽コンクールにおいて、フィリップ・ジョーンズを委員長とする審査委員会より第1位を授かる。このレベルの国際コンクールで受賞したドイツで最初のトロンボーン・クァルテットとなる。その後、1988年ポルトガルでの第3回アルガルヴぇ国際音楽祭、1989年ハンガリーの第4回フィリップ・ジョーンズ国際金管室内楽コンクールなどに招待され、数々の演奏旅行を行う。日本においては、1992年5月には、第7回東京国際音楽コンクール室内楽第3部門で第2位ならびにベスト・トロンボーン・クァルテットとして特別賞を受賞。2000年には、オランダ・ユトレヒトでの国際トロンボーン・フェスティバルに招待される。
メンバーはそれぞれ、ベルリン・フィルハーモニー・ブラス・アンサンブルなど様々なアンサンブルにも属し、ソロや室内楽でも活躍。
3曲目にイザークの作曲したものがあるが、このイザークに関してはあまりよくわからない作曲家であるが、生まれは1450年頃といわれている。死んだのは1514年ではっきりしているのだが、ルネサンス音楽のフランドル楽派でジョスカンと同時代の作曲家の中では最も重要な作曲家とされている。